本州有数のサンマの水揚げ量を誇る大船渡市で30日、「初さんま祭」が開かれ、県内外の家族連れらが秋の味覚を楽しんだ。会場では約8000匹が無料で提供され、炭火で焼き上げたサンマが振る舞われた。
復興支援への感謝を込めて
この祭りは、東日本大震災の復興支援に対する感謝の気持ちを伝えようと、同市の水産会社「鎌田水産」など地域住民でつくる実行委員会が企画し、2013年に始まった。
この日は、同市赤崎町の下蛸ノ浦漁港を会場に、北太平洋の公海上で取れた約8000匹を無料で提供。市の観光物産協会認定の「さんま焼き師」約50人が炭火で豪快に焼き上げ、周囲には煙と香ばしいにおいが立ちこめた。
家族連れが秋の味覚を満喫
盛岡市から家族で訪れた同市立太田東小3年の女児(8)は「ほくほくで、おいしい」と焼きたての味を満喫した。
会場では、初サンマの箱売り(税込み1000円)や「さんますり身汁」(同500円)の販売も行われ、売り場前には長蛇の列ができた。



