胎児性水俣病患者の金子雄二さんが21日、膀胱(ぼうこう)がんのため、熊本県水俣市の患者らのケアホーム「おるげ・のあ」で死去した。71歳だった。
胎児性水俣病の立証に貢献
金子さんは、母親の胎内でメチル水銀の被害を受けた胎児性水俣病の存在が立証されるきっかけとなった患者。自立を強く求め、歌手石川さゆりさんの水俣でのコンサート実現に尽力してきた。
訪問入浴介護の適用を訴え続ける
寝たきりになった近年は、「自分の障害は加齢ではなく水俣病によるもの」との考えから、自身が受ける訪問入浴介護について介護保険ではなく、障害福祉サービスを適用するよう水俣市や環境省に訴え続けてきた。
通夜・葬儀の日程
通夜は22日午後6時、葬儀は23日午前11時30分から同市古城1の676の総合仏事会館みなまたで。喪主は兄親雄(ちかお)さん。



