千葉県柏市の「柏たなか病院」で点滴チューブに排せつ物が混入され、入院中の男性患者が死亡した事件で、千葉地検は4日、同病院の元看護師古川美由紀容疑者(51)を殺人罪で千葉地裁に起訴した。
起訴内容と否認
起訴状などによると、古川容疑者は1月30日未明、入院中の会田栄次さん(当時75歳)の点滴チューブに大便を混入し、殺害したとされる。捜査関係者によると、古川容疑者は容疑を否認している。
チューブの異常と細菌検査
病院によると、会田さんの容体急変で駆けつけた看護師長がチューブを抜いて滅菌カップに入れ、足元に置いたが、その後なくなっていた。「移動させた」という古川容疑者の説明を受けて確認すると、チューブ内部が茶色から赤色に変わっていたという。
捜査関係者によると、滅菌カップと会田さんの血液、古川容疑者の看護服からは排せつ物に含まれる細菌が検出され、遺伝子情報が一致した。一方で、カップに入れられた点滴チューブからは検出されていないことが新たにわかった。県警は、古川容疑者がチューブを替えたか内部を洗ったとみて調べている。



