越前がに返礼品除外で漁師ら風評被害懸念、町が説明会
越前がに返礼品除外で漁師ら風評被害懸念、町が説明会

福井県越前町は25日、ふるさと納税の返礼品で「越前がに」の加工品の一部に規定以上の水がにが混入していた問題を受け、漁業者や返礼品を扱う業者らを対象に説明会を開いた。町が10月から当面、返礼品から全てのカニ関連商品を外す方針を示したことに対し、出席者からは早期再開や風評被害の防止を求める声が上がった。

漁業者から非難と懸念の声

説明会は越前コミュニティセンターで、漁業者と事業者に分けてそれぞれ非公開で実施され、高田浩樹町長ら町幹部が出席した。

漁業者向けの説明会には約50人が集まった。出席者によると、漁業者らは、町が北陸農政局から返礼品の不適切な表示の疑いを指摘されながらも即座に対応しなかったことを非難。さらに、越前がにの評判が落ち、価格が下がることが懸念され、「打撃を受けるのは漁師」と訴えた。

町側の対応と今後の見通し

町側は「現段階では補償の話は申し上げられない」と答えるにとどまり、「悪いうわさ、風評被害が起きないようPRしていきたい」と述べたという。

町は10月から当面、返礼品から全てのカニ関連商品を除外する方針で、漁業者や事業者からは早期の再開を求める声が上がっている。