道頓堀グリコ看板、2027年春に7代目へ 現行は11月30日で最終点灯
道頓堀グリコ看板、27年春に7代目へ 現行は11月まで

大阪・道頓堀の名物看板「道頓堀グリコサイン」が2027年春にリニューアルされる。菓子メーカーの江崎グリコが1935年に初代を設置して以来、これで7代目となる。

現行看板は11月30日が最終点灯日

現行の看板は高さ20メートル、幅10メートルで、2014年10月に設置された。LED(発光ダイオード)約14万個が使われ、両手を挙げて走るランナーの背景には中継映像などを流せる。不具合や旧型LEDの部品調達が難しくなったことなどが刷新の理由だという。11月30日が最終点灯日で、新たな看板は来春にお披露目される予定。

初代は「東洋一の産業都市」時代に登場

初代が設置されたのは、ネオンサインの国産化・普及が進み、道頓堀にも様々な企業のネオン看板が現れ始めたころだった。紡績や繊維産業が盛んだった大阪は、当時「東洋一の産業都市」ともよばれ、全国から人が集まった。特に、夜間に人が集まる歓楽街・道頓堀は光るネオンサインにうってつけの場所だったという。

かねて広告宣伝を重視していた江崎グリコ創業者の江崎利一氏が目をつけ、高さ33メートルのネオン塔を建設。ランナーと「グリコ」の文字は6色に光り、下部の花模様は1分間に19回点滅した。巨大広告には会社としての社会的信用を高める狙いもあったという。

歴代看板の仕掛けと7代目デザイン

歴代の看板では、ネオン塔でワニの人形がピアノ演奏をしたり、噴水が出たりするなどの仕掛けを施した時代もあった。時代が移り変わるなかでも、大きさと斬新なデザイン、ここにしかないという「唯一性」で、大阪のシンボルであり続けてきた。

7代目のデザインについては、記事の続きは有料会員向けとなっている。