ギリシャの首都アテネのアクロポリス近くにある住宅で発生した爆発事故で、米国人観光客4人を含む6人の死亡が確認されたと、26日に当局が発表した。
爆発は観光地プラカ地区で発生
爆発は25日早朝、観光客向けの宿泊施設が多いプラカ地区で発生。これにより住宅は倒壊し、通り沿いの建物や車両にも被害が出た。
アテネのハリス・ドゥーカス市長は、ガス漏れが原因の可能性が高いと述べた。
犠牲者の詳細
地元日刊紙カティメリニによると、米国人の4人家族は1階のアパートを借りており、25日に帰国のため空港へ向かう数時間前に爆発に巻き込まれたという。
米紙ニューヨーク・タイムズは、米国人家族は夫婦とその息子、息子の交際相手の女性だったと報じている。
また、国営テレビERTによると、死亡した他の2人は、3階建ての建物の2階に住んでいた英国人の高齢男性とそのギリシャ人の妻だった。
被害と背景
ドゥーカス市長は「信じられないような災害だ」と述べた上で、隣接する2棟が危険な状態にあるとし、解体の必要性を調べる検査が進行中だと明かした。
カティメリニが掲載した住民組合の書簡によると、1年前にプラカ地区の住民らは市やインフラ企業に対し、ガス漏れや漏電のリスクについて警告していたという。
同地区はアテネで最も人気のある観光地の一つで、近くのアクロポリスには昨年460万人が訪れている。