北海道釧路市を舞台にした映画『2126年、海の星をさがして』が、11月13日から池袋HUMAXシネマズほかで全国順次公開される。このたび予告編と場面写真が公開され、出演する上川周作、小西桜子、萩原聖人、小林聡美からコメントが届いた。
ゲームの続編の舞台を釧路に誘致する物語
本作は、かつて幼なじみたちと熱中したRPGゲームの続編の舞台を、釧路に誘致しようとする若者たちの物語。地元で暮らすゲーム好きの巌(渡邊圭祐)は、続編の舞台候補に上海、釜山と並んで釧路が挙がっていることを知る。街の魅力を世界に伝え、観光客を呼び込もうと考えた巌は、東京から戻ってきた燈(葵わかな)らとともに誘致に乗り出す。
監督は「ガメラ」シリーズや『DEATH NOTE デスノート』などの金子修介、脚本は梶原阿貴が担当。釧路市民の郷土愛を育むことを目的に製作された作品で、3月には地元のイオンシネマ釧路で先行公開された。当初3週間の予定から上映が延び、8週間のロングランとなった。
予告編に釧路の風景と若者たちの姿
全国公開に向けた予告編には、汚れた頬で船から降りてくる巌や、引きこもり状態にある幼なじみの薫(小西桜子)の姿が収められている。釧路港や市場、釧路湿原、阿寒湖畔など、市内各地で撮影された風景が、若者たちの物語と重なっていく。
巌と燈に協力する幼なじみの春夏冬空(あきなし・そら)を演じた上川は、「特に大きな変化を求めていなかった空が仲間と再会し、地元や仲間に対する思いが徐々に高まり、成長していく、その過程を大切に演じました。1人の青年が抱いた夢が人から人へと伝わっていく、その熱量をぜひ映画館でご覧いただきたいです!」と呼びかけた。
出演者が釧路の魅力を語る
薫役の小西は、彼女がゲームの舞台誘致の「大きな鍵を握るキャラクター」だと明かし、「複雑な一面を持つ人物ですが、幼少期の幼なじみとの記憶にある、根っこの部分の純粋な感情を大切に演じました」と振り返る。
東京の不動産・金融コンサルタント、有働修治役の萩原は、渡邊と撮影後にジンギスカンを食べに行ったことを明かし、「釧路に足を運んでみたくなるような、そんな作品です」とコメント。巌の母・東面穂波を演じた小林は、「若者たちの夢を温かく応援する“まわりの大人”でありたいと思って演じました」と語っている。
11月14日には池袋HUMAXシネマズで公開記念舞台あいさつを開催予定。渡邊、葵、上川、小西、金子監督が登壇する。詳細は後日発表される。