北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(68)が福井県大野市内で講演し、拉致問題解決に向けての協力や支援を呼びかけた。
講演で協力呼びかけ
蓮池さんは「講演会や署名に参加してもらうことはありがたい。北朝鮮に『日本はまだ諦めていないし、忘れていない』と思わせることだ」と強調した。
講演会は人権教育の一環として大野市が主催し、約300人が参加した。
拉致から帰国までの経緯
1978年7月、蓮池さんは当時交際中だった妻の祐木子さんとともに新潟県柏崎市で拉致され、2002年10月に帰国した。
今後の解決への期待
蓮池さんは、高市首相や木原官房長官らの発言を引き合いに、「今の内閣の発言は、これまでの内閣と違い含みがある」とし、水面下で残る拉致被害者の帰国に向けた交渉が進んでいる可能性に期待を示した。
また、拉致被害者の横田めぐみさんの母、早紀江さん(90)が高齢となっていることに触れ、問題解決のタイミングは「めぐみさんと早紀江さんが会える今しかない」と訴えた。



