長期休暇中の体調不良、7割以上が受診を断念 - かかりつけ医の休診や待ち時間長く、オンライン診療を活用した調査結果
長期休暇中の体調不良、7割以上が受診を断念 - かかりつけ医の休診や待ち時間長く、オンライン診療を活用

クリニックフォアグループの調査により、長期休暇中に体調を崩した人の74.2%が、医療機関の休診や混雑を理由に受診を断念していたことが分かった。

調査の概要

調査は2026年7月中旬、仕事を持つ全国の20~59歳の男女800人を対象に実施。長期休暇中に体調を崩した経験があるか尋ねたところ、37.8%が「経験がある」と回答した。

経験者に対し、その際の受診状況を聞くと、「受診できなかった・受診を諦めた」が42.7%、「受診しようとせず我慢した」が31.5%で、合わせて74.2%が受診を断念。一方、「受診できた」人は25.8%にとどまった。

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受診を断念した主な理由

受診しようとして困ったこと(複数回答)では、「かかりつけ医が休診していた」(48.1%)、「近くに開いている病院が見つからなかった」(38.0%)、「見つかったが待ち時間が非常に長かった」(36.4%)、「旅行先・帰省先で病院の探し方が分からなかった」(28.7%)が上位を占めた。

また、受診に困った時期としては、「お盆休み(8月中旬)」が52.2%で最も多く、次いで「夏休み期間(7月中旬~8月上旬)」(47.3%)、「シルバーウィーク(9月中・下旬)」(30.9%)だった。

長期休暇中の備えとしてオンライン診療を推奨

同グループは「長期休暇中は、移動や生活リズムの変化で体調を崩しやすい。受診するほどではないと感じる症状でも、長引いたり悪化したりすることがあるため、『念のために相談したい』と思ったなら、選択肢の一つとしてオンライン診療も活用してほしい」とコメント。さらに、長期休暇に旅行や帰省をする際の備えとして、以下の5つを勧めている。

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  • 保険証(マイナ保険証)を必ず携行する
  • 解熱鎮痛剤などの常備薬が手元にあるかどうかを、使用期限とあわせて出発前に確認する
  • 常用している処方薬が休暇中に切れそうな場合には、休暇前に受診しておく
  • 各自治体のサイトで休日当番医が公開されているので、旅行先・帰省先の自治体の休日当番医と相談窓口を事前にチェックしておく
  • オンライン診療アプリをダウンロードしておく。体調を崩してからダウンロードやアカウント登録を行うのは負担になるため、あらかじめ登録を済ませ、受診の流れを確認しておく