夏の胃不調、76%が加齢で増加と回答 アリナミン製薬調査
夏の胃不調、76%が加齢で増加 アリナミン調査

アリナミン製薬株式会社が実施した調査により、夏場に焼肉や唐揚げなどの脂っこいものを食べた後の胃の不調を感じる人が年齢とともに増加している実態が明らかになった。20〜60代の男女1,028人を対象とした調査で、76.1%が「年齢とともに増えた」と回答。さらに「年齢に関係なく感じやすい」という回答を合わせると、その割合は85.0%に達した。

夏に増える飲食物と胃の不調の関係

夏場に摂取量が増える飲食物として最も多かったのは「アイスコーヒーなどの冷たい飲み物」で61.4%、次いで「かき氷やアイス、そうめんなどの冷たい食べ物」が54.1%だった。一方、「焼肉や唐揚げなどの脂っこいもの」が増えると答えた人は20.4%、「カレーや麻婆豆腐などの辛いもの」が増えると答えた人は18.6%にとどまった。

調査結果は、冷たい飲食物の摂取増加が胃の負担につながる可能性を示唆している。また、脂っこいものや辛いものの摂取も一定数増加しており、夏特有の食生活が胃の不調に影響している可能性がある。

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胃の不調を自覚し始める年代

夏場に脂っこいものを食べた後の胃の不調を実感し始めた時期について尋ねたところ、「20代後半」が15.9%で最も多く、「30代前半」が14.7%、「30代後半」が14.2%と続いた。20代後半以降で自覚する人が増える傾向がみられ、加齢に伴う胃の機能低下が背景にあると考えられる。

具体的な症状としては、「胃もたれ」が58.2%で最多、「胸やけ」が31.8%、「胃痛」が20.5%だった。しかし、これらの症状に胃酸が関係していることを「よく知っていた」と回答した人はわずか17.0%にとどまり、胃の不調と胃酸の関連性に関する認識の低さが浮き彫りになった。

市販胃薬の効果と再発の実態

市販の胃薬を服用した際に「一時的には良くなるが、しばらくするとまた症状がぶり返す」と感じた経験について、「よくある」が14.9%、「たまにある」が34.5%で、計49.4%が症状の再発を経験していた。これは、市販薬の対症療法では根本的な解決に至らないケースが多いことを示している。

アリナミン製薬は、夏の胃の不調は加齢や夏バテだけでなく、冷たい飲食物や脂っこい食事など夏特有の食生活とも関係している可能性があると分析している。同社は、胃の不調が続く場合には医療機関の受診を推奨している。

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