北九州市でペットの心肺蘇生法学ぶ講習会、飼い主ら18人が参加
北九州市でペット心肺蘇生法講習会、飼い主ら18人参加

犬や猫の心肺蘇生法を学ぶ講習会が、北九州市小倉北区で開かれた。ペットへの救命処置の資格認定を行っている一般社団法人・日本ペットBLS防災学会(東京)の山本大樹代表理事(45)が指導し、飼い主ら18人が受講した。

講習会の内容と参加者の声

6月20日に開かれた講習会では、山本さんが犬や猫の無反応や無呼吸を素早く確認し、動物病院に引き継ぐまでの手順を丁寧に指導。受講者は、練習用のぬいぐるみを横向きに寝かせて片手で背中を固定し、もう片手で胸部を圧迫する方法などを学び、認定証を受け取った。

犬用の総菜店を営む受講者(40)(北九州市)は「飼っていた老犬が亡くなった際に何もできなかった。蘇生法を近所の飼い主や友人たちにも伝えたい」と話していた。

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学会設立の背景

日本ペットBLS防災学会は2022年6月、犬や猫の防災、救命に関する知識の普及を目的に設立された。同学会は対面での講習会を今春から行っており、県内では初開催となった。

青森県八戸市出身の山本さんは元々、地元の消防本部に勤務し、東日本大震災では避難誘導に携わって津波に巻き込まれそうになった経験を持つ。これをきっかけに防災を専門とする活動に転じ、沖縄県で地区防災研究所を開設。災害時を想定した避難所運営などでペットへの対応に戸惑う住民らの様子に気づき、学会を設立した。

山本さんは「万が一の際に備えて練習を継続し、ペットへの救命処置を広めてほしい。防災対策に取り入れてほしい」と期待した。

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