熊本県は17日、熊本地震で自宅などが被災し、ホテルや旅館に2次避難している被災者の健康維持を目的とした「健康観察コールセンター」を開設した。看護師や保健師が被災者の不安の声を聞き取り、必要に応じて見回りを行う。
2次避難の現状とコールセンターの役割
県は、避難所などに身を寄せる被災者の心身の負担を軽くするため、ホテルなどへの2次避難を推進している。21日午後2時時点で1307件の申し込みを受け付け、うち401件906人のマッチングが完了している。
これまで2次避難した被災者の健康状態は各市町村が電話などで確認していたが、負担軽減や支援の充実を目的にコールセンターを開設した。被災者が毎朝、QRコードを読み込むなどして回答する健康状態を確認し、「眠れない」「余震が不安で自宅に帰れない」といった声にも対応し、必要に応じて医療機関を紹介する。
相談対応と今後の支援
県の担当者は「電話で直接話すことで、不安や疑問の解消につながる。安心して生活するために気軽に相談してほしい」と話した。
受付時間は午前9時から午後5時まで。コールセンターの番号は、ホテルのフロントなどで案内している。



