スマホのイヤホン端子はもう不要?Xperiaが残す理由とUSB Type-C時代の選択肢
スマホのイヤホン端子はもう不要?Xperiaが残す理由とUSB Type-C時代の選択肢

ITmedia Mobileが2026年8月13日から8月19日までの7日間を集計した「ITmedia Mobile Weekly Top10」で、ソニーのスマートフォン「Xperia」シリーズがイヤホン端子を搭載し続ける理由を解説した記事が2位に入った。1位は東海道・山陽新幹線の「S Work座席」に関する話題だった。

Xperiaがイヤホン端子を残す背景

ソニーによると、「オーディオ回路が要求する瞬間的な電流の応答性に優れて」いるという理由で有線イヤホン端子を搭載しているという。同社も指摘するが、USB Audio規格のイヤホンは電源を内蔵しない「バスパワー駆動」で、DAC(Digital Analog Converter)内蔵ポータブルアンプは別途電源を必要とするものが多く、電源的に不安定というのは否めない。

安定を考えると、スマホ本体側にイヤホン端子を搭載した方が理にかなっているともいえる。ゲーミングスマートフォンやエントリー/ミドルレンジスマートフォンも、理由はさておきイヤホン端子が残っているモデルが多い。

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イヤホン端子が残る理由とUSB Type-Cの利点

ゲーミングスマートフォンも、イヤホン端子を残しているケースが多い。あるメーカーに話を聞いたところ「レイテンシー(遅延)が遊戯性に影響するリズム(音楽)ゲームのプレイヤーからの需要が大きいから」とのこと。確かに、仕組みを考えるとワイヤレス(Bluetooth)イヤホンは、どうしてもある程度の遅延が発生してしまいますからね……。

ミドルレンジ/エントリーモデルでイヤホン端子を搭載するケースもありますが、こちらは「リテラシーのそれほど高くないユーザーにとって、(音を外に出す方法として)イヤホン端子が一番分かりやすいから」とのこと。言われてみればそうですよね。FMラジオ機能を搭載している機種、イヤホンをFMラジオのアンテナとして使うという設計上の都合でイヤホン端子を搭載しています。

USB Type-CイヤホンとDAC内蔵アンプの活用

ただし、「イヤホン直挿し」にこだわらなくなると、選択肢が一気に広がるのも事実ではあります。USB Audio規格に準拠するイヤホンやDAC内蔵アンプは、ワイヤレスイヤホンと比べると遅延は少ないですし、特にDAC内蔵アンプはスマホ本体が搭載するDACよりもサンプリングレートや量子化ビット数が高い(=より高音質の再生に対応する)ものもあります。USB Type-Cイヤホンなら、Windows PC、Mac、Android端末にiPhone(iPadなど、USB Type-C端子さえあれば特に設定せずとも接続可能です。

そのため、筆者は有線イヤホンをほぼ「USB Type-C接続のイヤホン」または「USB Type-C接続のDAC付きアンプ+イヤホン」のどちらかという環境にそろえてしまいました。このおかげで、スマホを買い換える(併用する)際のストレスが大幅に低下しました。

皆さん、スマートフォンのイヤホン端子、そもそも必要ですか……?

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