厚生労働省は2025年2月14日、全国のインフルエンザ患者数が警報レベルに達し、過去最多を更新したと発表した。1医療機関あたりの平均患者数は64.39人で、前週の52.37人から増加。特に東北地方で患者数が多く、宮城県では100人を超えた。
警報基準を大幅に超過
警報レベルの基準は30人で、全国平均はその2倍以上。厚労省は「例年にない規模で流行している」と警戒を呼びかける。患者数の増加はすべての年代で見られ、特に10代以下の子どもで多い。
医療現場は逼迫
発熱外来を受診する患者が急増し、一部の医療機関では待ち時間が数時間に及んでいる。また、抗インフルエンザ薬の供給が追いつかず、一部で不足が生じている。厚労省は「軽症の場合は自宅療養を」と呼びかけている。
今後の見通し
専門家は「ピークはまだ先」と予測し、今後さらに患者数が増加する可能性を指摘。手洗いやマスク着用、ワクチン接種の徹底が重要としている。厚労省は「基本的な感染対策を徹底してほしい」と強調した。



