ゴリラクリニックによる連載「男のアンチエイジング」第6回では、同院統括医師の関本晃氏が、若々しく見える男性に共通する食習慣や、肌老化を防ぐために摂りたい栄養素、逆に見た目年齢を上げてしまう食べ物について解説した。
若々しい男性に共通する食習慣とは?
関本医師によると、若々しく見える男性に共通する食習慣として、「揚げ物をできるだけ食べない」「深夜の食事をしない」という点が挙げられるという。揚げ物を食べ過ぎてしまうことや夕食が遅い時間になることもあるが、「習慣化させない」と気をつけている人が多いと述べている。また、「できるだけ間食をしない」ことも重要で、お菓子などの間食は糖分や脂質を摂り過ぎるため控えている人が多いとのことだ。
肌老化を防ぐ栄養素:オメガ3脂肪酸の重要性
「老けにくい肌」をつくるために重要な栄養素として、関本医師はEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのオメガ3脂肪酸を挙げる。オメガ3脂肪酸は体内で合成できない必須脂肪酸の一種で、肌質を改善させる効果が高いとされている。ニキビや赤みを抑える抗炎症作用、肌バリア機能の改善、紫外線によるダメージを抑える効果が知られており、乾燥肌・敏感肌の改善や、しわ・くすみ・たるみの抑制が期待できるという。サバ、イワシ、サンマなどの青魚やマグロに多く含まれているため、魚を食べることが推奨される。
老化を加速させる食事:糖化のメカニズム
一方、老化を加速させやすい食事として、甘いお菓子、ジュース、菓子パンなど糖分を多く含む食品が挙げられる。糖分はエネルギー源として必要だが、余分な糖分はタンパク質や脂肪と結びついて「糖化」という現象を起こし、悪玉物質が発生して肌の老化を引き起こす。また、血糖値が急上昇することも糖化を起こしやすくするため、朝食抜きや早食いは良くない食事とされている。
糖質・脂質・アルコールが見た目年齢に与える影響
糖質・脂質・アルコールは見た目年齢にも影響する。関本医師は、余分な糖質・脂質は糖化を引き起こし、しわ・シミ・たるみ・ハリの低下・くすみなど、老けて見える肌症状を悪化させると説明する。アルコール飲料も糖分を含むため、過剰な摂取は見た目年齢を上げる可能性がある。特にビールや日本酒は糖分を多く含み、カクテルに使うリキュールには砂糖が加えられているため、適量を守ることが推奨される。
監修者プロフィール
関本晃(せきもと あきら)氏は、ゴリラクリニック統括医師。静岡県出身で、浜松医科大学医学部卒業後、静岡県内で初期研修を修了し、消化器外科医として市中病院・大学病院に勤務。日本外科学会外科専門医を取得。美容医療への転職を考え、ゴリラクリニックに入職。銀座院院長・東銀座院院長を経て統括医師に就任。施術やカウンセリングの他、クリニック全体の運用調整や医師の人事・採用も担当。私生活では一女の父で、趣味は料理。最近は娘のお弁当作りにも挑戦中。



