食後の眠気は血糖値スパイクのサイン
ランチを食べたあとに急激な眠気やだるさに襲われ、仕事に集中できない――。その症状は、食後に血糖値が急上昇・急降下する「血糖値スパイク」が原因かもしれない。
血糖値スパイクは日中のパフォーマンスを低下させるだけでなく、認知症や骨粗鬆症、見た目の老化を招く万病の元とされる。プレジデントオンラインの人気記事から、専門医が明かす対策を3本厳選して紹介する。
白米、ラーメン、甘いお菓子の後に「12秒の運動」
糖尿病専門医の牧田善二さんは「米飯やラーメン、蕎麦などの炭水化物や、甘いお菓子を食べたときには、『即、運動』することで、血糖値の上昇を抑え込むことができる。おすすめは、6秒かけて腰を落とし、6秒かけて元に戻す運動だ」という。
食後にすぐ行うこの12秒のエクササイズは、白米やラーメン、甘いお菓子を食べた直後に実践するのがポイントだ。
仕事中の眠気には「コンビニランチ」の選び方を見直す
北里大学北里研究所病院糖尿病センター長で医学博士の山田悟さんは、昼食後の強い眠気やだるさについて「その眠気、『食後高血糖』と『血糖値スパイク』が原因かもしれません」という。
同記事では、血糖値を上げる糖質を控えめにする代わりに、血糖値上昇の「ブレーキ」として働くタンパク質と脂質をたくさん摂れる食材の選び方を伝授している。
認知症や骨粗鬆症を招く「糖化」を防ぐ
医師の溝口徹さんは、認知症や骨粗鬆症、見た目の老化を招く体内の「糖化」に着目。「一度糖化して老化物質・AGEsが増えた組織は、元に戻すことができずに体の機能が落ちる。そのため糖化を招く血糖値スパイクを起こさない食生活を心がけるといい」という。
普段の健康診断では見落とされがちな「隠れ血糖値スパイク」の怖さと、一度増えると元に戻せない老化物質AGEsを食い止めるために、日々の食卓で取り入れたいドクターおすすめの食材も紹介されている。
今日のランチから試せる対策
食後の眠気や体のだるさは、やる気や意志が弱いからではない。体が発している「血糖値のSOS」に気づき、正しい知識でアプローチすれば、午後のパフォーマンスも将来の健康リスクもガラリと変わる。どれも今日から、次のランチからすぐ試せる手軽なアクションばかりだ。



