米フェミニズム運動の先駆者であるグロリア・スタイネムさんが2日、米ニューヨークの自宅で死去した。92歳だった。自身の財団がSNSで明らかにした。
「Ms.」誌を共同創刊、生涯をかけて男女平等を訴える
AP通信などによると、スタイネムさんは1934年、米オハイオ州で生まれ、60年代からジャーナリストとして活躍。72年には、女性の権利などを扱う雑誌「Ms.」を共同創刊した。中絶の権利や女性の職場での地位向上など、生涯にわたって男女平等を訴え続けた。
「当時はセクハラという言葉すらなかった」
スタイネムさんは「当時はセクハラという言葉すらなかった。それは単に人生(とはそういうもの)だった」などと語っていた。
大統領自由勲章、映画化も
2013年、当時のオバマ大統領は、米国で最高の民間人栄誉である大統領自由勲章を授与した。22年にはスタイネムさんの生涯を描いた映画「グロリアス 世界を動かした女たち」が公開された。



