岐阜県警、警察学校でLGBTQ+講演 元警察官の同性カップル招き捜査の注意点学ぶ
岐阜県警、警察学校でLGBTQ+講演 元警察官の同性カップル招く

岐阜県警は、関市の県警察学校でLGBTQ+に関する講演を開いた。講師に元警察官のコッフェさん(44)と元消防士のカネさん(39)の同性カップルを招き、性的少数者の現状や捜査での注意点などを学んだ。

約130人の捜査員が受講

県警各署の性犯罪に関わる捜査員ら約130人が、現地とオンラインで受講した。2人は企業や自治体でのLGBTQ+に関する研修や講義を行うほか、SNSでも「KANE and KOTFE(カネコフェ)」として活動している。

当事者が語る体験と訴え

講演では、日本におけるLGBTQ+の人口や性的指向の多様さ、性犯罪捜査での注意点などが伝えられた。コッフェさんは警察官時代、職場での偏見の目を恐れ「24時間ゲイを隠すことに困っていた」と振り返り、周囲が性的少数者を知ろうとし支援する意思を示すことが当事者の心理的安全性を高める上で大切だと強調した。さらに「男性は女性を、女性は男性を好きになって当然、ではない。無意識の偏見に気づいてもらえるとうれしい」と呼びかけた。

LGBTQ+とは

LGBTQ+は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングやクィアの頭文字を取った性的少数者の総称で、+にはアセクシュアルなどが含まれる。