参院予算委員会は16日午前、高市首相と全閣僚が出席して基本的質疑を行った。首相は冒頭、簗和生・前農相の交代について「国会開会中に大臣が辞任する事態となったことは申し訳なく、任命責任を重く受け止める」と陳謝した。
首相、国会で初めて簗氏問題に言及
地元自治体の道路予算を「カットした」と発言した問題などで、簗氏が事実上更迭されて以降、首相が国会で答弁するのは初めて。首相は「国政上の課題は山積している。内閣が一丸となって重要な課題に答えを出せるよう、懸命に取り組んでいく」と強調した。
質疑では、立憲民主党の辻元清美氏が簗氏の参考人招致を求めたのに対し、首相は「予算委で決めることだ」と述べるにとどめた。
武部農相、米国産ジャガイモ輸入解禁で見解
初の答弁に立った武部農相は、米国産生鮮ジャガイモの輸入解禁を巡る米国との協議について、「(日米の)双方が納得できる合意が見いだせない限り、解禁されることはない」と説明した。参院予算委の基本的質疑は19日も行われる。
一方、消費税減税・支援金法案に関し、自民党の村井英樹国会対策委員長は16日午前、衆院会派「中道」の後藤祐一国対委員長と国会内で会談し、20日の衆院本会議で審議入りさせることで合意した。