高市首相(自民党総裁)は今月の内閣改造・自民党役員人事で、萩生田光一党幹事長代行(63)を留任させる方針を固めた。重要政策や国会運営を巡る調整の手腕を評価しており、引き続き党務の要職にとどめる必要があると判断した。首相は16日にも党役員人事に踏み切る構えで、8日の党役員会で一任を取り付けた。
萩生田氏の経歴と評価
萩生田氏は、文部科学相や経済産業相、党政調会長を歴任し、昨年10月に幹事長代行に就いた。木原官房長官や梶山弘志党国会対策委員長、日本維新の会の遠藤敬国対委員長らと調整を重ね、政権内で重要な役割を果たしてきた。続投が内定している鈴木幹事長とも良好な関係を維持している。
役員人事の日程と今後の政治日程
役員会では、首相が党役員人事に関し「一任をお願いしたい」と述べ、了承された。政府が15日に消費税減税を盛り込んだ税制改正大綱を閣議決定した場合、16~18日に党役員人事と内閣改造、副大臣・政務官人事を行う構えだ。16日に党人事を実施し、17日に内閣改造を行う案もある。
政府は臨時国会を10月上旬に召集する方向だ。首相は9月下旬に国連総会出席のため米国を訪問する予定で、外遊前に新体制を構築することで、新閣僚らに臨時国会への十分な準備期間を確保する。
臨時国会の焦点
臨時国会では、食料品を対象にした2年間の消費税減税の関連法案が最大の焦点となる。首相は同法案を早期に成立させ、新年度予算案の編成作業を本格化させたい考えだ。



