道路予算「大幅カット」発言の簗農相、続投意向…国交省調査で影響否定も記憶曖昧
簗農相、道路予算問題で陳謝も続投意向…記憶曖昧

簗農相は7日午前、衆院選で自身を支援しなかった地元首長の自治体の道路予算を「大幅にカットした」と発言した問題で、国土交通省の調査結果が発表されたことを受け、「多くの関係者にご迷惑をかけ、おわびする」と改めて陳謝し、農相を続投する考えを示した。農林水産省内で記者団に語った。

国交省調査の結果

国交省が6日に公表した調査結果によると、簗氏から2月中旬頃、当時の副大臣と官房長に対し、地元の栃木県那須烏山市と那珂川町の道路予算の配分額についての問い合わせがあった。回答は保留し、4月の予算成立後、簗氏に配分額を説明。「働きかけや圧力はなかったとみられる」と予算配分への影響は否定した。

簗農相の説明

簗氏は記者団に対し、「働きかけはなかったことが確認された。農林水産行政の推進に向けて全力で取り組んでいく」と述べた。2月の衆院選後、同省側に2市町の予算配分について問い合わせた理由については、「地元の方から結果を知りたいと聞き、そのままつないだ」と説明した。

一方、同省側と面会した具体的な日時ややり取りの内容については「明確に覚えていない。記録がない」といった言葉を繰り返した。簗氏と国交省側とのやり取りについては、同省も内容を記録したメモなどは残っていないとしている。