共産党の小池晃書記局長は24日の記者会見で、高額な海外視察や金銭授受疑惑を巡って批判を受けていた福岡県議会の蔵内勇夫議長が県議を辞職する意向を示したことについて、「当然だ」と語った。その上で、「共産党に期待している、候補者いっぱい立ててほしいと、いろいろな声が寄せられていると聞いている」と述べ、来春の統一地方選での県議会議席の奪還に意欲を示した。
「金権体質を正していくのは共産党」
小池氏は、高額な海外視察や正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑を挙げ、「もう疑惑だらけで県民の怒りが沸騰している」と批判し、「真相と責任が徹底究明される必要がある」と強調した。
自民党本部が県連側に対応を委ねていることには、「県連の責任は本部の責任だ。これだけ全国ニュースになって、日本中の国民が厳しい目を向けている。一福岡県の問題ではない」と述べ、自民本部にも対応を求めた。
麻生氏発言を「無責任極まりない」と批判
福岡県選出の自民党の麻生太郎副総裁が、蔵内氏の辞職意向について「1人の政治家が決めたことに論評することはない」と述べたと報じられたことにも言及。「論評しなければいけないのではないか。無責任極まりない発言だ。自民党の大幹部として責任を語り、県民に謝罪しなければならない」と語った。
ただ、共産党は現在、福岡県議会に議席を持たない。前回の令和5年4月の県議選では公認候補6人を擁立したものの、全員が落選し、改選前の2議席を失っている。小池氏は「この金権腐敗構造、それから税金を私物化するという、福岡県議会のどっぷり染まった金権体質を正していくのは共産党しかない」と主張した。



