長崎県南島原市の市選挙管理委員会は13日、6月14日に投開票された市議選(定数17)で、くじ引きにより落選した候補者から提出された異議申し立てについて、棄却する決定を下した。
市選管の判断理由
市選管は決定書で、「開票事務は、疑問票の扱いについても審議をつくし、厳正に行われた。得票数の算定、当選人の決定に違法があったとは認められない」と説明。申し立ての内容を退けた。
今回の市議選には19人が立候補。開票の結果、得票数が17位の候補者が2人同数で並び、法律の規定に基づくくじ引きにより当選者と落選者が決定された。その後、くじ引きで落選した候補者から、くじ引きで当選した候補者の当選無効を求める異議申し立てが行われていた。
同数得票の法的扱い
公職選挙法では、当選者の決定において得票数が同じ場合、くじ引きで当選者を決めることが定められている。今回の市選管の棄却決定により、くじ引きによる当選結果が有効と認められた形だ。
南島原市は長崎県島原半島に位置する人口約4万人の市。今回の市議選は統一地方選挙後半戦として実施された。



