山梨県知事選、前衆院議員の中島克仁氏が出馬表明 現職・長崎氏と選挙戦へ
山梨県知事選、中島克仁氏が出馬表明 現職と選挙戦へ

来年初めに予定される山梨県知事選に向け、前衆院議員の中島克仁氏(59)が8日、甲府市内で記者会見を開き、無所属で立候補すると表明した。現職の長崎幸太郎氏(58)は2月の県議会で3選をめざして立候補すると表明しており、選挙戦となる見通しだ。

「医・食・住からつくるみんなの山梨」を掲げる

中島氏に対しては、9月に企業経営者や元首長でつくる「山梨の未来を語る会」(会長・石坂正人ジットグループ代表)が知事選への立候補を要請していた。

この日会見した中島氏は、自らのめざす政策について「医・食・住からつくるみんなの山梨」を掲げた。衆院議員として「日本版家庭医制度」の創設に取り組んできたという。2023年の医療法改正で「かかりつけ医機能」が制度化されたことに触れ、「山梨版」の家庭医制度を整備すると述べた。このほか、雇用の拡大や高齢者の居場所作りにも取り組むとしている。具体策については10月末に発表するという。

「和をもって貴しとなす」と政治姿勢を強調

一方、自らの政治姿勢については「和をもって貴しとなす」という聖徳太子の作った「十七条憲法」の一文を引き合いに出した。時に「対立もいとわない」と評される長崎氏の県政運営との違いを強調した。

中島氏は今年2月の衆院選で、立憲民主党と公明党が合流した新党・中道改革連合から6選をめざして立候補していた。知事選でも、立憲や公明のほか、衆院選で支援を受けた国民民主党や連合山梨などとの連携をめざすという。