ドナルド・トランプ米大統領は7月4日、建国250周年を迎えた米国について、ナショナル・モールで行った演説で「人類史上最大の偉業」と称賛した。その一方で、国内の政敵を「共産主義者」と激しく批判し、中間選挙を前にした政治的なメッセージを強調した。
悪天候で遅れた演説、トランプ氏は「誇り高き国」を主張
悪天候により首都ワシントンに集まった聴衆は一時避難を余儀なくされ、演説は数時間遅れた。しかしトランプ氏は、自身の政権下で米国は「かつてないほど誇り高き国になった」と主張し、伝統的で愛国的な原稿に沿った内容を語った。
「最大の偉業」と退役軍人への賛辞
トランプ氏は数万人の聴衆を前に、「2世紀半にわたり、米国は人類の歴史における最大の偉業であり続けてきた」と述べた。また、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の退役軍人たちを称え、特に朝鮮戦争とベトナム戦争を「共産主義者との戦い」の例として挙げた。
共産主義批判を強調、中間選挙を意識
トランプ氏は「われわれの兵士たちは、世界中の戦場で共産主義と戦った。その脅威が、ここ米国で再びその醜い頭をもたげるために戦ったわけではない。われわれはそんなことを許さない」と述べ、3日夜にマウントラシュモアで行った演説のメッセージを繰り返した。11月の中間選挙を控え、民主党左派の予備選挙での連勝を受け、トランプ氏は最近この共産主義批判テーマを強調している。
軍事作戦の成果を誇示、45分の短い演説
トランプ氏はまた、イランやベネズエラに対する軍事作戦の成果を誇り、米国がイランの軍隊を「全滅させた」と述べた。演説は45分間で終わり、トランプ氏の演説としては短かった。演説後には大規模な花火大会が行われ、トランプ氏は世界最大として記録を更新すると述べていた。



