皇室典範改正案、参院特別委で審議開始 「立法府の総意」問われる
皇室典範改正案、参院特別委で審議開始

皇族数の確保を目的とした皇室典範改正案の審議が、参院特別委員会で本格的に始まった。高市早苗首相は同日、野党6党首との個別対談形式の党首討論にも臨み、改正案の正当性や消費減税の是非について問われる見通しだ。

参院特別委の審議スケジュール

参院特別委員会は午前9時から11時48分まで、自民、立憲、国民民主、公明、維新、参政、共産の各党による質疑が行われる。午後1時30分からはれいわ、日本保守、沖縄の風、社民の各会派が質疑に立つ。各党の質問時間は配分されており、与野党間での活発な論戦が予想される。

党首討論の日程と焦点

党首討論は午後3時から開始され、国民民主党の玉木雄一郎氏(15:00~15:15)、中道改革連合の小川淳也氏(15:15~15:29)、立憲民主党の水岡俊一氏(15:29~15:41)、参政党の神谷宗幣氏(15:41~15:50)、公明党の竹谷とし子氏(15:50~15:56)、みらいの安野貴博氏(15:56~16:00)が順に登壇する。

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首相は各党首との1対1の論戦で、皇室典範改正案が「立法府の総意」と言えるのか、国民への説明責任や消費減税の必要性について見解を問われる。特に、改正案の内容である「女性皇族が残る」措置や「男系男子の養子」制度の是非が議論の中心となる。

改正案の背景と論点

皇室典範改正案は、皇族数の減少に対応するため、女性皇族が結婚後も皇族として残ることを認め、男系男子の養子縁組を可能にする内容だ。しかし、与党内からも拙速な審議を懸念する声が上がっており、高市首相の「国会嫌い」が法案審議の停滞を招いたとの批判もある。

本紙の社説では「皇室典範改正をめぐる暴走」と指摘し、「このままの成立は許されない」と警鐘を鳴らしている。また、一部の自民議員からは「こんなにひどい国会は初めて」との声も漏れるなど、異例の国会運営が続いている。

今後の見通し

参院特別委での審議は、今国会の最終盤に位置づけられており、与党は早期成立を目指す一方、野党は徹底審議を要求している。党首討論での首相の答弁次第では、改正案の行方が大きく左右される可能性がある。

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