改正皇室典範の成立を受け、宮内庁の黒田武一郎長官は17日、同庁を通じてコメントを発表した。黒田氏は「(成立を受け)宮内庁としては、その内容に即して皇室の方々の円滑なご活動をお支えするために、お気持ちを十分に踏まえながら、適宜適切に、できる限りの対処をしてまいります」と述べた。
皇族数確保をめぐる議論
今回の皇室典範改正は、皇族数の確保を目的としており、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案や、男系男子の養子縁組を認める案などが議論されてきた。黒田長官のコメントは、こうした改正内容を踏まえ、皇族の意思を尊重しながら運用を進める姿勢を示したものだ。
国民の理解を求める天皇陛下の意向
天皇陛下は会見直前まで熟慮されたとされ、皇族数確保に関して「国民の理解を」と述べられた。宮内庁としては、陛下のお気持ちも考慮しつつ、適切な対応を模索する方針だ。
なお、黒田氏は2025年12月25日に宮内庁長官に就任したばかりで、今回のコメントは就任後初の重要な声明となった。



