トランプ氏、ケネディ・センター閉鎖と再建決定を発表 連邦地裁判決受け
トランプ氏、ケネディ・センター閉鎖と再建決定を発表

ドナルド・トランプ米大統領は15日、首都ワシントンの総合文化施設ケネディ・センターの理事会が、同センターを閉鎖し、再建に向けた手続きを開始することを決定したと明らかにした。同日、連邦地裁が同センターにトランプ氏の名前を掲げることは認められないとの判断を再び示したことを受けたもの。

理事会がほぼ全会一致で閉鎖決定

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、「ケネディ・センターの理事会は本日、安全上の理由から建物を閉鎖し、再建に向けたプロセスを開始することをほぼ全会一致で決定した」と述べた。

施設は直ちに閉鎖されるが、「非常に大規模で複雑な」改修工事については、同センターに自身の名前を冠することができるかどうかについて上級審の判断が示されるまで着手できないと説明した。

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上級審の判断次第で工事の可否

「判決が否定的なもので、最高裁によって覆されない場合、ケネディ・センターの再建・改修工事は行われない」と述べた。

トランプ氏は2期目の任期開始直後、1963年に暗殺される前に公民権運動を推進した故ジョン・F・ケネディ大統領にちなんで命名された同施設の会長に就任した。

名称変更や銘板設置も裁判所が違法判断

昨年12月には、トランプ氏が指名した理事会が同施設の名称を「トランプ・ケネディ・センター」に変更することを決議したが、裁判所によって差し止められた。その後、理事会は、建物に「ドナルド・J・トランプ大統領により修復・改修」と記した銘板を設置する案を承認したが、裁判所は15日、この案も違法と判断した。

トランプ氏と同氏が選んだ同センターの幹部らは、1960年代に建設された本館が危険なほど老朽化していると主張している。一方、トランプ氏による同センターの管理に反発し、多くのアーティストが同施設での公演をキャンセルしたという。米メディアによると、チケット販売も急減した。

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