米民主党は17日から4日間の日程で全国党大会(仮想開催)を開き、ジョー・バイデン前副大統領(77)を大統領候補に正式指名する。党大会は新型コロナウイルスの影響で初の全面オンライン開催となり、党員の結束を確認し、11月の本選挙でトランプ大統領打倒へ向けて態勢を固める。
オンラインでの歴史的党大会
党大会はウィスコンシン州ミルウォーキーを主会場とするが、主要な演説や投票はオンラインで行われる。バイデン氏は副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員(55)を指名しており、党大会で正式に承認される見通し。ハリス氏は黒人女性として初めて主要政党の副大統領候補となる。
党大会では、バーニー・サンダース上院議員やミシェル・オバマ前大統領夫人らが演説し、バイデン氏支持を訴える。バイデン氏は最終日の20日に指名受諾演説を行う予定で、新型コロナ対策や経済再建、人種問題などでのビジョンを語るとみられる。
トランプ氏への対抗軸
民主党は、トランプ大統領のコロナ対応や経済政策、人種問題への姿勢を批判し、バイデン氏のリーダーシップをアピールする。世論調査では、バイデン氏がトランプ氏をリードしているが、接戦が予想される。
一方、共和党は24日から党大会を開き、トランプ大統領の再指名を正式に決める。両党の党大会は、これまで数千人が集まる大規模イベントだったが、今年はコロナ禍で規模を縮小またはオンライン化を余儀なくされている。



