参院予算委員会で16日、立憲民主党の辻元清美氏が高市早苗首相の過去の戦争に関する発言を取り上げ、認識をただした。首相は村山談話について「歴代内閣の立場は今後も揺るぎない。村山談話も当然含まれる」と述べ、継承する考えを示した。
約30年前の「反省」発言
1995年、新人議員だった高市氏は衆院外務委員会で「少なくとも私自身は、(戦争の)当事者とは言えない世代ですから、反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもないと思っております」と発言していた。
辻元氏はこの発言を取り上げ「考えは変わったか」と質問。首相は「日々、成長している」と答え、どう変わったのかと問われると「戦後70年の安倍談話の通り、未来の世代に責任を負わせてはならない思いだ」と語った。
村山談話への認識
首相は2005年、月刊誌「正論」で村山談話について「この不見識な見解をこのまま放置するならば、『犯罪国家の国民』として子孫を縛りつけることになる」と批判。さらに党政調会長だった2013年には「侵略という文言を入れているのはしっくりきていない」と否定的な考えを示していた。
この日、辻元氏から村山談話を継承するかと問われ、首相は「歴代内閣の立場は今後も揺るぎない。村山談話も当然含まれる」と語った。