草津市長選18日投開票、新人4人の人物像と公約を紹介
草津市長選18日投開票、新人4人の人物像と公約を紹介

草津市長選は18日の投開票に向け、新人4人が舌戦を繰り広げている。現職の急な辞職に伴い、準備期間の短い日程だったにもかかわらず、立候補を決意した候補者の思いや、人となりを紹介する(届け出順)。

田中詩織氏(47)無新

2人の子どもを育てた後、友人の選挙の手伝いを通して「子どもの可能性を広げられる社会を作りたい」の思いを抱き、前回の草津市議選に挑戦。トップ当選を果たした。今度は「市のトップとして市政を前に」と次の一歩に挑む。

長女はプロバレリーナでバレエ鑑賞が趣味。子育てで習い事の送迎などに追われるうち、料理を手早く仕上げられるようになった、と胸を張る。居酒屋風のおつまみを作るのが得意だ。

息抜きはママ友や地域の知人と話をすること。「互いの困りごとを話すうちに市政の課題に目が向く。率直な意見を聞ける」。身近なことを市政につなげる器用さも持ち合わせている。

白井幸則氏(64)無新(自民推薦)

2016年の草津市長選では現職だった橋川渉前市長に挑み、敗れた。19年に県議となり、橋川市政を県議の立場で支えてきた自負を胸に、再び市長選へ挑戦することにした。「あのときは敗れて良かった。県議で7年勉強し、脂が乗りきったという思いがある」。建設会社経営で培った目線も行政に役立つと信じる。

趣味の自転車では、2日かけて「ビワイチ」を達成した。「達成感が大きい。自転車だからこそ見えてくるものがある」と気づきの機会ともする。

癒やしは小学生の孫娘2人との時間。「週末に泊まりに来てくれるのがうれしい」。厳しかった目が、あっという間に和らいだ。

駒井千代氏(53)無新

県議として15年、若者の育成と子育て環境の充実に取り組んできた。生まれ育った草津を「ほどよい都会でほどよい田舎」と評し、「その良さを最大限生かし、未来への種まきがしたい」と市政のかじ取り役に名乗り出た。

映画のエキストラ出演が趣味。「レジェンド&バタフライ」にも町衆の一人で出演した。「見るより出るのが好きなんです」と目を輝かせる。

里親活動にも熱心だ。9年前の小学5年の子を手始めに、10人以上を預かった。「子に恵まれなかったが、子育ての大変さを知った」。休みのない母親に一時でも自分の時間を持ってもらいたいと考えている。

津田正顕氏(46)無新

実家は浄土真宗興正派の寺院で「ごはんを食べるように当たり前に僧侶となった」。法事などの際には「何か一つ、ためになるお話ができればと考えている」と、その人に寄り添った言葉をかけるよう心を配る。

日課はウォーキング。週に計50キロ、時には80キロを超える。「町を歩けばいろいろ見えてくる。いい町には樹木が多い」と自然環境の大切さに結びついた。出馬を決意した「前市政はコンクリート(箱もの)を重視してきた。環境を最優先する」の思いもそこにある。

サイホンでゆっくりとコーヒーを淹れる。「呼吸が深くなる。仏教と同じ」。奥深さに浸る時間もまた大切にしている。