石破茂氏の言動に批判、オールドメディアだけが重宝する時代遅れの政治手法
石破氏の言動に批判、オールドメディアだけが重宝

石破茂前首相について最近、「政局的な動き」が頻繁に報じられている。高市早苗首相とは政治的に距離があるといっても、結党以来初めて、衆参両院で自民党を過半数割れにさせた前首相の言動としては批判が多いのも頷ける。

旧閣僚との会合と副首都法案採決

7月23日夜には、林芳正総務相や赤沢亮正経産相らとともに、都内で会合を開いた。石破内閣の閣僚たちだ。終盤国会のハイライトともいえる参院での「副首都」法案採決を翌日に控えるなかだった。

安倍政権下での石破氏の立場

かつて石破氏は歴代最長となった安倍晋三政権下で、安倍氏の「政敵」ながら幹事長ポストに就いた。その後、地方創生担当相になった。最後に「ぜひ、農水相に…」と打診して断られるまで、安倍氏は「仲間としてともに仕事をする」という姿勢を貫いた。

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野党時代に輝いた石破氏

安倍氏の番記者として石破氏を見ると、自民党が野党時代、石破氏は最も輝いていた印象が強い。「悪夢」と言われた3年3カ月の民主党政権の間、論客の石破氏は衆院予算委員会に計18回、質問に立った。安倍氏は石破氏の質問力を評価し、「痛快だ」「野党自民党としては非常にいい人材だ」と語っていた。

沖縄・米軍普天間飛行場の移設問題では、当時の鳩山由紀夫首相に「日米外交の失敗」を総括するよう求めた。政策通らしく、鋭い質問を繰り出し、民主党の政権担当能力のなさを露呈させた。菅直人政権時代の2010年7月、民主党が参院選で敗北したのに政権居座りを続ける姿勢を問題視し、厳しく追及した。

だが、後に石破氏自身が首相になったとき、こうした批判が全部、ブーメランとして返ってきた。非常に「石破氏らしい」ともいえるだろう。

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