IOC、五輪出場全選手に1万ドル助成金支給へ パラ選手は除外
IOC、五輪全選手に1万ドル助成金 パラは除外

国際オリンピック委員会(IOC)は6月24日、夏季・冬季オリンピックに出場する全選手を対象とした新たな助成金制度を発表した。この制度では、大会に参加するすべての選手が1万ドル(約160万円)の「フィット・フォー・ザ・フューチャー・オリンピアン助成金」を受け取る権利を得る。IOCはウェブサイト上でこの方針を公表し、4年間の五輪サイクルごとに総額1億4000万ドル(約226億円)の基金が用意されると説明した。

賞金ではなく助成金、パラ選手は対象外

バスケットボール元スペイン代表でIOCアスリート委員会の委員長を務めるパウ・ガソル氏は、「出身国や順位に関係なく、すべてのオリンピアン」にこの助成金の受給資格があると述べた。その一方で、ガソル氏は「これは賞金ではない」と強調し、パラリンピック選手は対象外であることも明らかにした。

五輪のアマチュア規定廃止から長年、賞金導入の圧力

五輪ではかつて選手がアマチュアでなければならないという規定があったが、その規定は廃止されて久しい。しかしIOCはこれまで、出場選手への直接的な金銭支払いに難色を示し続けてきた。今回の助成金制度は、賞金導入を求める国内外の圧力が強まる中で決定された。

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ミラノ・コルティナ大会から適用開始

IOCによると、今冬に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ大会に出場した選手については、手続きが整い次第、助成金の申請が可能になるという。この制度は今後、すべての五輪大会に適用される予定だが、パラリンピックへの拡大は現時点では予定されていない。

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