SBペイメントサービスは6月25日、イスラエルのフィンテック企業Riskified(リスキファイド)と提携し、EC事業者向けAI不正検知ソリューション「Riskified」の導入・活用支援を開始したと発表した。これにより、加盟店における不正利用被害の抑止やオーソリ承認率、決済完了率の向上を通じて、EC事業の成長を支援する。
Riskifiedとは
Riskifiedはeコマース向け不正検知・リスクインテリジェンスを手がける企業で、AIを活用したEC向け不正利用防止・リスク管理ソリューションとして同名のサービスを提供している。同ソリューションの利用にはRiskifiedとの別途契約が必要となる。
世界中で収集・分析される独自データと自社開発のAI技術を活用し、アカウント作成時やログイン時、属性変更時の不正検知に加え、決済時にAIがリアルタイムで不正判定を行う「チェックアウト・インテリジェンス」、チャージバック発生時の反証対応、ポリシー濫用検知まで、包括的な不正利用対策を提供している。
背景:クレジットカード不正の増加
現在、国内ではクレジットカード不正利用の増加を受け、ECサイトに「EMV 3-Dセキュア」の導入が必須となっている。加盟店は、不正リスクと機会損失のバランスを見極めながら、認証の運用方法を選択する必要があるとされる。
提携の効果
今回の両社の提携により、SBペイメントサービスは決済代行会社としての知見とオンライン決済サービスの基盤を生かし、加盟店に対してRiskifiedの導入・活用を支援する。両社は、不正注文と正当な顧客の見極めや、EMV 3-Dセキュアの運用支援、オーソリ承認率の向上などを通じ、加盟店の安全性と収益性の両立を支援するとしている。



