福岡県が14日に公表した資料によると、2022年5月から2026年5月までの間に知事や副知事が団長を務めた海外活動の宿泊費が、最大で1泊13万円を超えていたことが明らかになった。これは県が定める基準額の約5倍に相当し、服部誠太郎知事は記者会見で「値段の高い部屋に泊まったケースがあった。反省している」と述べ、同時に「慣習だった」と釈明した。
総額3億3732万円、14の国・地域に訪問
県が公表した資料によると、同期間の海外活動経費は総額約3億3732万円。訪問先は14の国・地域に及び、主な活動経費としては2025年11月のパリ訪問が5030万円、2023年4月のハワイ訪問が4929万円に上った。
宿泊費の基準超過が常態化
宿泊費について、県は知事らの1泊あたりの支出基準額を地域ごとに規定している。しかし、服部知事の宿泊費は、2024年5月のパリ訪問時に宿泊した「インターコンチネンタル パリ ルグラン」で1泊13万4千円(基準の約5倍)、同時期のハワイ訪問時の「シェラトン・ワイキキ」では12万6100円(約5.5倍)に上るなど、大半の出張で基準を上回っていた。
服部知事は14日の記者会見で、これらの超過について「慣習的に高い部屋を選んでいた」と認め、今後は基準を厳守する方針を示した。県は今後、海外活動経費の透明性を高めるための対策を検討するとしている。



