高市首相の睡眠不足投稿、現役医師が指摘する「国にとって危うい」理由
高市首相の睡眠不足投稿、医師が指摘する危うさ

首相官邸のXアカウントで公開された高市早苗首相の被災地視察動画が物議を醸している。現役医師の木村知氏は、この動画について「『まるでプロモーションビデオのよう』と非難を浴びているが、問題はそれだけではない。この動画には、安全上看過できない“非常に危険な行動”が含まれている」と指摘する。

「まるでプロモーションビデオ」という批判

8月3日に被災地の熊本入りした高市首相の視察活動が、官邸のX公式アカウントに2分弱の動画として公開された。これは被災地の実情を映し出したものではなく、BGM付きで被災者の困難とはかけ離れたプロモーションビデオに見えるとして、多くの非難を浴びている。

これに先立つ7月20日(海の日)の夜10時過ぎ、高市首相が自身のXアカウントにアップした600字超の長文投稿にも、国内外から大きな驚きと批判の声が上がった。

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3時間睡眠の医師に命を預けるか

この投稿で高市首相は、7月に入ってからの土日は骨太方針や成長戦略の資料読みや国会答弁準備に追われ、平日も家事をしながら明け方まで資料読みに費やすことになっていたと明かした。さらに「今日のお休みは本当に有難く、久々に5時間も睡眠を取れた上(総理就任以来、0時間〜3時間睡眠が常態化)」と記述した。

木村氏は、この文章に看過できない2つの大きな「危うさ」を見出したという。1つ目は、一国のリーダーたる高市首相の睡眠不足が常態化している点だ。木村氏は、連日3時間睡眠の外科医に手術を任せるか、という問いを投げかけ、睡眠不足のまま国政を担う危険性を訴える。

研究結果「アルコール酩酊時に匹敵しうる」

記事では、睡眠不足が判断力や注意力に与える影響について、研究結果を引用しつつ「アルコール酩酊時に匹敵しうる」と指摘している。また、睡眠不足が安全保障上のリスクにもつながりかねないと警鐘を鳴らす。

「ヘリシーン」は非常に危険

さらに木村氏は、被災地視察の動画に含まれる「ヘリシーン」についても言及し、安全上看過できない危険な行動が含まれていると指摘する。動画では、ヘリコプターの近くで首相が住民と意見交換する様子が映し出されているが、木村氏はその行動が非常に危険であると断じている。

「寝ずに頑張ることがえらい」という価値観は時代遅れであり、健康管理もリーダーの重要な責務であると木村氏は主張する。高市首相の睡眠不足と被災地視察の動画は、国民の安全と信頼に関わる重大な問題をはらんでいる。

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