「北海道・北東北の縄文遺跡群」が27日に世界文化遺産登録5周年を迎えるのを前に、青森県内では26日、関連イベントが開かれた。
三内丸山遺跡でシンポジウム
青森市の三内丸山遺跡ではシンポジウムが開かれ、同遺跡センターの岡田康博顧問や国内、韓国の研究者が、日本や大陸における縄文時代についての講演を行い、約100人が耳を傾けた。
岡田顧問は講演で、登録までの約16年を振り返った。世界遺産の登録が欧州や近世に偏っていることが見直され、アジアの先史時代が評価されるようになった時代の流れが味方したと分析。「世界遺産の価値は、現地でないと分からないことがいっぱいある。ぜひ遺跡に足を運んで」と結んだ。
世界遺産登録まで「途中で別の候補に先を越される想定外もあった」と振り返る岡田顧問。
サンロード青森で物販や発掘体験
同市のサンロード青森では、縄文グッズの販売やパネル展、発掘体験などが行われた。宮下知事も登場し、同じく記念イベントに臨む北海道の鈴木直道知事と中継をつなぎ、「縄文時代から青森と北海道は圏域で文化を形成していった。これからも一緒に遺跡群を盛り上げていきたい」と意気込んでいた。



