防衛省概算要求、「新しい守り方」表現見送り 自民の反発で
防衛省概算要求、「新しい守り方」表現見送り 自民反発で

防衛省は2027年度当初予算案の概算要求の柱として、無人機やAI(人工知能)などを活用した「新しい戦い方」への対応や、「持続的な対応能力」の向上を盛り込む方針だ。小泉進次郎防衛相がこだわってきた「新しい守り方」という表現は、自民国防族の反発で見送られた。

一方、政府が確保を目指す「継戦能力」は、国民の理解が得られやすいよう「持続的な対応能力」と言い換えた形だ。

概算要求の三つの柱

防衛省の概算要求では、①AIの活用や無人アセット(装備品)といった「『新しい戦い方』への対応」、②事態の長期化を見据えた自衛隊の「持続的な対応能力」の向上、③国内の生産基盤・技術基盤といった「防衛力の基盤」の強化――の三つを柱とする。

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年末に予定する安全保障関連3文書の改定でも、こうした方向性が盛り込まれる見通しだ。

「新しい守り方」をめぐる経緯

小泉防衛相が使う「新しい守り方」とは、これまで「戦い方」と言い換えられてきた表現に対する批判もあった。今回の概算要求では、その表現をあえて用いず、自民党内の理解を得られる形に調整された。

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