トランプ氏、サウジ皇太子のフーシ派攻撃要請を拒否 アクシオス報道
トランプ氏、サウジ皇太子のフーシ派攻撃要請を拒否

米ニュースサイトのアクシオスは10日、ドナルド・トランプ米大統領がイエメンの親イラン武装組織フーシ派を攻撃するようサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子に要請されたが、拒否したと報じた。

要請の経緯と背景

イランの支援を受けるフーシ派は長年にわたりイエメン北部の大部分を支配しており、先週からサウジが支援するイエメン暫定政権軍に対する大規模な攻勢を開始し、数百人を殺害した。これに対しサウジ側は、数十回の空爆で反撃している。

アクシオスが匿名の米政府高官2人の話として報じたところによると、ムハンマド皇太子は10日、トランプ氏に電話をかけ、フーシ派部隊が南西部の港湾都市モカに迫る中でイエメンの戦況が悪化していると伝えた。ムハンマド皇太子はその数時間後にトランプ氏に再び電話をかけ、フーシ派に対する攻撃を要請したが、拒否された。

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米国の支援とフーシ派の動き

アクシオスが引用した米政府高官の話によると、米国はサウジに対し、フーシ派や標的選定に関する情報を提供するほか、既に米兵200人以上がサウジ国内で「武力を行使しない形での支援」を提供しているという。

サウジは今年7月、衝突が激化しているが、フーシ派には単独で対処できると主張していた。

フーシ派は11日、サウジの原油輸出にとって極めて重要なバベルマンデブ海峡を完全制圧した。イエメンでの戦闘は、米イスラエルによる対イラン軍事作戦で勃発し、イランがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を封鎖する事態へと発展した中東戦争で注目を集めている。

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