トランプ氏、ホワイトハウス南庭に「美しい」ヘリポート新設へ 2026年7月完成目指す
トランプ氏、ホワイトハウス南庭にヘリポート新設へ

ドナルド・トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスに新たなヘリポートを建設する計画を明らかにした。サウスローン(南庭)に「美しい」ヘリポートを新設するという。この場所は、歴代大統領とその家族が大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」に乗り降りするために芝生を歩く姿が、数十年にわたり写真に収められてきた象徴的なエリアだ。

中国の習近平主席訪問に合わせた改修計画

ワシントン・ポスト紙の報道によると、トランプ氏は9月に予定されている中国の習近平国家主席の国賓訪問に合わせて、このヘリポートを完成させたい考えだ。トランプ氏は記者団に対し、「いまヘリポートを新設する。これが実に素晴らしい。ホワイトハウスの紋章が花崗岩に彫り込まれる。本当に美しい」と語った。

新ヘリの排気熱で芝生焦げる問題に対応

ヘリポート新設の目的は、シコルスキー社製の新しい大統領専用ヘリコプターの排気熱で芝生が焦げてしまう問題への対応だ。トランプ氏は「ヘリが着陸すると、芝生の半分がオーバルオフィス(大統領執務室)の玄関前へと飛び、残りはあたり一面に散乱する」と状況を説明した。新ヘリポートは、このような芝生の損傷を防ぐための実用的な解決策として計画された。

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費用はシコルスキー社負担か、倍額の報道も

トランプ氏によると、シコルスキー社はこの問題に対応するため、ヘリポート計画の費用を負担することに同意したという。「(費用は)およそ500万~600万ドル(約8億1000万〜9億7000万円)で、彼らが全額を支払う。それを聞き私は、ただのコンクリートの塊を置いて白く塗るだけじゃなく、最高の美作(うつくしいもの)にしたいと考えた」と記者団に語った。しかし、ワシントン・ポスト紙によると、実際の費用は少なくともその2倍の約1300万ドル(約21億円)に上るとされ、これにはサウス・ポーティコ(南玄関の柱廊)や隣接する車道の改修費用も含まれているという。

ホワイトハウスでは舞踏室増設工事も進行中

ホワイトハウスでは、トランプ氏の指示により始まった舞踏室の増設工事も続いている。このプロジェクトを進めるにあたり、トランプ氏は歴史あるイーストウィング(東棟)を取り壊したが、議会の承認を得ずに大幅な改造を進めているとして法的紛争に発展している。新ヘリポート計画も、ホワイトハウスの歴史的景観を変える改修の一環として、議論を呼ぶ可能性がある。

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