中古スマートフォン市場で、日本と世界で販売動向に明確な違いが見られることが、リファービッシュ製品販売のBack Market Japanの調査で明らかになった。日本ではiPhone SE(2022)が販売数の1位と2位を独占し、低価格志向の根強さが浮き彫りとなった。
日本ではiPhone SEが圧倒的人気
Back Market Japanが発表した2025年上半期(1月1日~6月30日)の「リファービッシュスマホ販売数」ランキングによると、総合1位はiPhone SE(2022)64GB(販売価格20,372円~)、2位は同128GB(27,468円~)、3位はiPhone 14 128GB(49,000円~)だった。1位と2位のiPhone SEはいずれも3万円未満で販売されており、日本では「スマホにかける予算は3万円まで」と考える消費者が多いとみられる。
世界ではiPhone 14がトップ
一方、アメリカとヨーロッパのランキングでは、1位がiPhone 14 128GB、2位がiPhone 15 128GB、3位がiPhone 13 128GBと、日本よりも価格帯の高いモデルが選ばれている。世界的にはiPhone 14やiPhone 15など比較的新しいモデルが上位を占める傾向にあるが、日本ではコストパフォーマンスの高さで定評のあるiPhone SEが根強い人気を集めている。
低価格志向が続く日本市場
この結果は、日本の中古スマホ市場において、価格に対する敏感さが依然として強いことを示している。Back Market Japanの調査では、リファービッシュ品であっても、3万円を超えるモデルは販売数が伸び悩む傾向にあるという。同社は「日本の消費者は、中古スマホに求める価格帯が明確で、特にiPhone SEのようなコスパに優れたモデルが支持されている」と分析している。



