米太平洋軍から「インド」が消えた背景
2026年5月末、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)には、インド太平洋地域の防衛・国防相が集まった。しかし、注目すべきは、米太平洋軍の名称から「インド」が削除されたことだ。この変更は、米国の戦略的優先順位の変化を象徴している。日本はこの変化にどう向き合うべきか、議論が求められている。
日本が主役となった異例の会議
今回のシャングリラ・ダイアローグは、日本が主役となる異例の場となった。小泉進次郎防衛相には、中国メディアから「高市早苗首相の台湾有事の答弁を撤回しないのか」との質問が浴びせられた。最終日には小泉氏が、中国の日本への「新型軍国主義」批判に反論する演説を行い、話題をさらった。日本の代表団に視線が集まった。
米国の存在感低下と日本の役割
米国の存在感は東南アジアで低下しており、日本は防衛力を強化する中で、新たな役割を模索している。トランプ政権下での「ドンロー主義」は日本外交に影響を与え、高市首相は前例にとらわれない外交を進めている。日本は米国の変化を踏まえ、インド太平洋地域での戦略を再構築する必要がある。



