ドイツのメルツ首相が10月下旬に初めて訪日する方向で調整していることが14日、分かった。日独関係者が明らかにした。メルツ氏は高市首相と首脳会談を行い、防衛産業や中国を念頭に置いた経済安全保障などでの協力を確認する見通しだ。
首脳会談の主要議題
首脳会談では、軍事用無人機の共同開発や、レアアース(希土類)といった重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化などが議題となる可能性がある。日独両国は、安全保障環境の変化に対応し、産業基盤の強化を図る方針だ。
訪日の背景
メルツ氏は、韓国・ソウルで10月29~31日に開かれる「ドイツビジネス・アジア太平洋会議」への出席に合わせ、シンガポールと日本への歴訪を調整している。ドイツの防衛関連企業を含む経済派遣団も同行するとみられる。今回の訪日は、日独関係の新たな段階を示すものとして注目される。



