長崎県初の女性副知事・馬場裕子氏が退任「ガラスの天井にひび」
長崎県初女性副知事・馬場裕子氏退任「ガラスの天井にひび」

長崎県政初の女性副知事として約3年間務めた馬場裕子氏(47)が16日、県庁玄関前で開かれた退庁式に臨み、国土交通省へ帰任した。職員ら約400人が花道を作り、馬場氏の功績を称えた。

女性活躍の先駆けとしての足跡

馬場氏は前知事時代の2023年7月に副知事に就任。在任中は西九州新幹線の未整備区間の対応や石木ダム建設事業など、県政の重要課題に取り組んだ。また、2026年5月には核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席し、県代表として英語で核兵器のない世界の実現を訴えた。

退庁式で馬場氏は「私の長崎への愛着を形作ったのは、皆さん一人一人との思い出」と感謝の意を述べた。さらに「女性活躍という新しい視点での仕事をする機会もいただいた。ガラスの天井にひびを入れることが出来たかなと思う。皆さんも自分の壁をぶち破ってほしい」と後輩職員にエールを送った。

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県職員の温かい見送り

退庁式には約400人の職員が出席。馬場氏が県庁を後にする際には、職員らが花道を作り拍手で送り出した。馬場氏は笑顔で手を振りながら、職員一人一人に感謝の言葉をかけた。

馬場氏の後任については、県が今後調整を進める方針。県政における女性活躍の象徴として、その功績は長く語り継がれるだろう。

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