スペースX株価がIPO公募価格を下回り時価総額200兆円減少
スペースX株価がIPO公募価格下回る、時価総額200兆円減

米宇宙開発企業スペースXの株価が7月16日、終値で131.11ドルまで下落し、6月の新規株式公開(IPO)の公募価格である135ドルを初めて下回った。同社を率いるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)への期待から急騰した株価は勢いを失い、時価総額はピーク時から約200兆円減少した。

史上最大のIPOとその後の急落

スペースXは6月12日、米ナスダック市場に上場し、約857億ドル(約13.9兆円)の資金を調達した。これは史上最大のIPO規模となった。上場直後は株価が急上昇し、同16日には取引時間中に225.64ドルの最高値を記録した。しかし、その後は失速し、直近では5営業日連続で値下がりしている。

マスク氏への期待と実力の乖離

ロケットや人工知能(AI)などの事業を手がけるスペースXは、成長期待を背景に高い評価を受けてきた。一方で、収益規模に比べて株価が割高との警戒感は根強く、市場では「マスク氏への期待が先行し、会社の実力以上に買われている」との声も出ている。米資産運用会社のアダム・ジョンソン氏はこのように指摘する。

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今後の見通しと市場の反応

株価下落を受け、投資家の間ではスペースXのバリュエーションに対する疑問が広がっている。同社の事業は依然として成長が期待されるものの、現状の株価水準が適正かどうか議論が続いている。今後の業績発表やマスク氏の発言が株価に影響を与える可能性がある。

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