滋賀・草津市長選、10年ぶり選挙戦に 無所属新顔4氏が立候補
滋賀・草津市長選、10年ぶり選挙戦に 無所属新顔4氏が立候補

橋川渉前市長の辞職に伴う滋賀県草津市長選が11日に告示され、いずれも無所属新顔の4氏が立候補を届け出た。大阪や京都へのアクセスが良好で人口増加が続く草津市。選挙戦では、子育て支援策のほか、将来人口減に転じた時を見据えた政策などが論じられそうだ。投開票日は18日。

立候補した4氏

立候補したのは、前市議の田中詩織氏(47)、前県議の白井幸則氏(64)=自民推薦=、前県議の駒井千代氏(53)、僧侶の津田正顕氏(46)。前回と前々回の市長選は無投票で、10年ぶりの選挙戦になった。

各氏の第一声

田中氏はJR草津駅東口で開いた出陣式で「草津市は2030年から人口が減っていくとの推計もある。基金を投資できるのはこの4年しかない。今しっかり投資をして人口減少に備えなければならない」と強調した。子育て支援では「まずは待機児童ゼロに。それから0歳から2歳児の保育料無償化を段階的に進めたい」と訴えた。

白井氏はJAレーク滋賀草津支店での出陣式で「民間企業の経営に長く携わった経験を行政運営に取り入れる」とし、介護サービスと医療の充実、子育てと仕事が両立できる環境づくりを進め「暮らし満足度ナンバーワンを目指す」と訴えた。上野賢一郎厚生労働相、武村展英法務副大臣ら県選出の国会議員らが駆けつけ、激励した。

駒井氏はJR南草津駅西口での第一声で「草津をもっと魅力的にしたい。ずっと住み続けてもらえるよう、つながってもらえるよう、未来への種まきをしたい。子供たちが草津をふるさとと思える街にしたい」と主張。「街に出ることが少なくなったという声も聞く。暮らしやすい街に向けて公共交通も充実させていく」と訴えた。

津田氏は副住職を務めるJR草津駅近くの光明寺本堂で、「人口減の時代はハコモノ行政では幸せになれない。政治が民間を支援して、お金を生み出すことが重要だ」と支持者らに訴えた。市政では公共交通のあり方が「一丁目一番地」だとし、「環境を考えると車を減らすことが重要。どんどんバスを使いやすくしたい」と述べた。

期日前投票と選挙人名簿

期日前投票は12~17日に市役所など4カ所で。15~16日には立命館大びわこ・くさつキャンパスでも可能。10日現在の選挙人名簿登録者数は11万4250人。

18日には、県議会議員補欠選挙(草津市選挙区、被選挙数2)も投開票される。