維新、大阪都構想の特別区名を8案に絞る 「ミャクミャ区」候補外に
維新、大阪都構想の特別区名を8案に絞る 「ミャクミャ区」候補外に

大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想をめぐり、大阪維新の会は10日、四つの特別区の名称について各区2案の計8案に絞り込んだ。今後、住民アンケートを実施した上で、10月末までに維新の最終案をまとめる。11月上旬に具体的な制度案を議論する大阪府・市の「法定協議会」で正式に決めたい考えだ。

中核地域ごとに2案ずつ提示

制度案では、新大阪、梅田、難波、天王寺という中核地域をそれぞれ抱える4特別区に再編することが決まっている。

維新の杉江友介幹事長はこの日、区名について話し合った党内会合の後に報道陣の取材に応じた。杉江氏によると、アンケートでは新大阪を抱える淀川区などの区域は「淀川区」か「新大阪区」、梅田を抱える北区などの区域は「北区」か「梅田区」、難波を抱える中央区などの区域は「なにわ区」か「中央区」、天王寺を抱える天王寺区などの区域は「天王寺区」か「上町区」をそれぞれ選んでもらう。ただし、この8案を支持せず、「大阪一区」のように漢数字をあてる区名を支持する場合の選択肢も設ける。

アンケートは27日まで実施

アンケートはウェブの準備が整い次第開始し、27日まで約2週間実施するという。

党内ではこれまでのアンケートで上位だった「淀川区」と「天王寺区」は先に決定する案もあったが、「(全ての区について)複数の選択肢を用意すべきだ」との意見があがり、軌道修正した。

「ミャクミャ区」は候補から外れる

大阪・関西万博の公式キャラクターにちなんだ「ミャクミャ区」や、地域のランドマークにちなんだとみられる「ハルカス区」などの案も浮上した。「ミャクミャ区」は前回のアンケートでも2位の得票を得たが、今回で候補から外れた。杉江氏は「他の特別区との統一感や、権利の関係で自治体の名称にするハードルが高い」と説明した。