福岡県議会議長選、39票ずつの同数でくじ引き決着 自民・大島氏が新議長に
福岡県議会議長選、くじ引きで自民・大島氏が新議長に

福岡県議会(定数87、欠員2)は9日開会し、蔵内勇夫前議長=議員辞職=の後任を選ぶ議長選が行われた。議長・副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑の渦中にある自民党県議団に対し、他会派が「非自民候補」で一本化。39票ずつの同数となり、異例のくじ引きの末に、自民の大島道人氏(74)が選ばれた。県議会の緊迫の1日を追った。

開会前から続く協議、非自民候補の一本化模索

8時30分、民主県政県議団(20人)から分裂した3会派は、議長選の対応について非自民候補の一本化も視野に協議を継続。県民の声ふくおか(8人)の原田博史代表は記者団の取材に、「まだ結論が出ていない」と話した。

9時、新政会(6人)の椛島徳博会長は、会派として公明党県議団(10人)の新開昌彦団長に投票することを決めていると説明。旧民主系会派とも調整しているとした。

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9時30分、有志らによる議長候補の合同所信表明会が始まった。自民党県議団(38人)の大島氏と新開氏が演説。立候補の考えを示していた県政PLUS県議団(民主系、10人)の坪田晋会長は姿を見せなかった。

非自民の一本化、公明・新開氏に集約

9時50分、坪田氏が新開氏を控室に招き、原田氏や椛島氏、国民民主党県議団(2人)の大田京子会長らと話し合う。協議後、坪田氏は記者団に「一つの力になっていく」と新開氏に一本化したことを明らかにした。

10時30分、主要会派の代表による非公式の代表者会議が始まる。原田氏は非自民でまとまった理由について記者団に「看板を変えて、ここから完全に変えていくんだと見せないと信用いただけない」と説明した。

開会、そしてくじ引きによる決着

12時、9月議会が開会し、議長選が行われた。投票の結果、大島氏と新開氏がそれぞれ39票で並び、議長選では異例のくじ引きに。その結果、大島氏が新議長に選出された。議員の一人も「ドラマだね…」と驚きを口にした。

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