政務活動費の情報公開度、1位は兵庫・奈良、最下位は岡山
政務活動費の情報公開度、1位は兵庫・奈良、最下位は岡山

全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋市)は11日、全国129議会の政務活動費の情報公開度ランキングを公表した。1位は、都道府県では兵庫県と奈良県、指定市では静岡市、中核市では北海道函館市だった。129議会のうち最も公開度が低いのは岡山県で、100点満点の10点だった。

調査対象と評価基準

連絡会議によると、調査対象は全国の都道府県と指定市、中核市の計129議会。領収書や会計帳簿、政務活動費を使った調査活動や視察の報告書をインターネットで公開しているか、作成義務はあるかなどの観点で調べた。

兵庫県と奈良県は、昨年に続き1位の97点だった。領収書の支払先が個人の場合、一部公開としている点が減点になった。静岡市も同様の減点で97点。函館市は満点の100点だった。

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ネット公開の現状と最下位の理由

領収書のネット公開は93議会(72.1%)が実施。岡山県は領収書のネット公開をしておらず、会計帳簿の提出や議員の活動報告書、視察報告書の作成も義務付けていないなどとして、全国最低の10点だった。

福島県いわき市は、領収書や報告書などをネット公開し、昨年から65点アップの97点で中核市2位になった。

今後の監視活動

連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「政活費、政治倫理条例、海外視察の三つを見れば、議会の風通しの良さや自浄作用があるかがわかる。引き続きチェックしていきたい」と話した。

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