水戸市の高橋靖市長(61)が、来年春の統一地方選で任期満了を迎える次期市長選に立候補しない意向を複数の関係者に伝えていたことが11日、分かった。早ければ、14日の市議会代表質問で、議員の質問に答える形で進退を明らかにする見込みだ。
後援会には不出馬の意向を伝達
関係者によると、すでに後援会幹部に、次期市長選に立候補しない意向を伝えたという。後援会では続投を望む声が強いが、高橋市長の意思は固いとみられる。現在4期目の市長は、以前から「多選は好ましくない」と周囲に漏らしていたという。
進退について高橋市長は11日、朝日新聞の取材に「一切ノーコメント」と回答した。
震災後の初当選から4期務める
高橋市長は現在4期目。水戸市議、県議を経て東日本大震災後の2011年5月の選挙で自民党の推薦を得て無所属で立候補し、3氏を破って初当選した。これまで、震災で被害を受けた市役所や市民会館の建て替えを進めた。懸案だったごみ処理施設の新設や中核市の移行にも尽力した。
また、「安心できる暮らしの実現」を掲げて、子育て施策、教育施策の充実なども進めた。
県内政界では後継模索の動きも
高橋市長の進退をめぐっては、すでに県内政界関係者にも情報が伝わっており、後継含みを模索する複数の名前が挙がっている。



